こちらのブログの翻訳です。

こんにちは！ニール・グルンディング (Neil Greunding) といいます。私は長年、電子設計エンジニアとして様々な基板CADを使用した経験があり、ツールについてはかなりうるさい方だと自負しています。それゆえ、作業の効率を最大化するよう、個々のツールについて時間が許す限り研究し向上を図ることを心がけています。私のウェブサイトの www.gruending.netや、Twitter(@ngruending)上でも、自分が学んだことを共有していますので、是非そちらもお楽しみください！

今回は、このDesignSpark PCB（以下DSPCB）の各種のグローバル設定を定義できるTechnology fileを使い倒してみたいと思います。

はじめに

設定を始める前に、先ず知っておいて頂きたいことがあります。DSPCBは、オブジェクト形状・テキスト・トラックといったような、設計上の基本となる設定規則を「スタイル」として定義しています。これは重要なことですので、頭に入れておいて下さい。各スタイルには、（ワープロなどでの「スタイル」と同様に）参照しやすいように名前をつけてあります。私の場合、できるだけその形状や使われ方がわかるようなスタイル名をつけるようにしています。例えば、もし「ビア(Via)」と名付けたものが一つだけであったならそれでもいいのですが、「ビア(Via)（0.45mm x 0.95mm)）と称すれば、ドリル径0.45mmで、銅箔領域0.95mmなんだな。とはっきり認識できる、という具合です。

無論、このTechnology fileは、カスタムスタイルを追加することも可能ですが、本文では参照番号と部品名に使用されるスタイル名、例えば「[シンボル名／Symbol Names]」といったようなシステムのデフォルトスタイルに焦点を当てて話を進めて行きたいと思います。それからDSPCBのTechnology file のファイルパス（これはウィンドウ上部のメニューから、Settings>Preferences>General のタブから変更できるのですが）を今一度よく確かめることをお忘れなく。

因みに私がインストールした際は、このファイルパスを、C:\Users\Public\Documents\DesignSpark PCB 5.0\Technologyに変更しなければなりませんでした。もしこのパスが間違ったところにあると、DSPCBは、Technology file を読み込むことができず、非常に使いづらくなってしまいます。このディレクトリパスに、.ptfや.stfという拡張子をもったファイルが入っていることを確認してください。

回路図用のTechnology file

回路図用のTechnology file では、以下の内容を設定することができます：
• 端子とジャンクション接続で使用する回線のスタイル
• 回路図で使用される定義済みの書式（フォント、サイズなど）
• 様々な回線の要素（実線、破線など）を如何に描くか
• 接続回線の要素（実線、幅など）を如何に描くか
• 電気的配線（NET）の事前定義
• 電気的配線（NET）クラスの事前定義（電源・GNDなど）
• 各主の色

サンプルファイルで、デフォルトの設定値がどのように表示されるのかを確認することができます。（サンプルとなった）chipKit MAX32プロジェクトの回路図は、図1のように表示されるはずです。

図１：デフォルト設定を用いた回路図

個人的に言えば、デフォルトで設定されているストロークフォントはどうも古くさく見えるので、標準True TypeフォントのArialに変更してみましょう。結果、できたのがこれ（図２）です。

図２：デフォルトのフォントをArialに変更した例

これを回路図Technology file で実装する方法は次の通りです。

まず最初に、default.stfという回路図テクノロジファイル（通常、C:\Users\Public\Documents\DesignSpark PCB5.0\Technologyにあります）を開きます。するとブランクの回路図ドキュメントが開くと思います。この状態で、メニュー→ Settings → Design Technologyを開き、ネット名・ピン名・ピン番号・シンボル名のそれぞれのテキストスタイルをArialフォントに変更し、サイズ（高さ）は80とします。（この時日本語フォントを指定すると日本語の表示も可能です。）私の場合は、通常のテキストスタイルも同様にArialにしましたが、こちらは120のサイズに設定しました。それから、View→ Colorsのメニューで、ピン名を変え、ピン番のフィールドを黒に変更しました。

変更が完了したら、そのTechnology file を「default.stf」として保存します。これで、新規ファイルを開いた際、今回のセッティングで使用することができます。

基板レイアウトTechnology file

基板レイアウト Technology fileは、DSPCBの最もすばらしい機能の1つだと思います。基板レイアウト設計の基本的なルール・レイヤ設定・スタイルをファイルに設定しておき、簡単に再利用できるようになっているのです。例えば、シンプルな両面2層基板用ファイルと、4層板用ファイルの２つを使い分けています。新規にPCBレイアウト図を作成する際、使用したいファイルを選択するだけで、細々とした設定を反映できるという訳です。この機能は、他の基板CADツールには類を見ないものです。

基板レイアウト Technology fileでは下記項目の設定が可能です:
• 単位（mm、milsなど）と解像度。
• デザイングリッド、特にワーキンググリッド
• 基板の層構成と色
• 配線間隔とクリアランスルール
• パッドと配線のスタイル、と言ってもパッドスタイルについては、通常自分のライブラリコンポーネントで指定するでしょうから、配線スタイルについてのみ指定することになると思われますが。
• デフォルトのネットクラス。ですが、私の場合は通常これは回路図で指定します。
• 自動部品配置とオートルータのルール
• 基本的なデザイン要素。例えば、基板の形や取り付け穴など。

さて実際どういう風に使うのかを、シンプルな2層基板用のサンプルを例にとって説明していきましょう。先ずは何もないところからスタートする必要はありませんので、既存のテクノロジファイルをコピーしましょう。C:\ Users\Public\Documents\DesignSpark PCB5.0\Technology\metric.ptf へ行って、そのファイルを別の名前、仮にmy2layer.ptfといった名前をつけて保存しましょう。最初に編集するのは単位です。メニュー→ Settings → Units で単位を変更できます。私自身は通常、小数点以下4桁の精度でミリ(mm) を使用しますが、インチ系の単位を使いたいならば、インチ (in) もしくはミル(mil)を選べばいいでしょう。その後でメニュー→ Settings → Grids (グリッド) のメニューから、気に入ったデザインのグリッドを設定することができます。

層（レイヤ）の設定には、メニュー→ Settings → Design Technologyで、レイヤタブを選択して下さい。デフォルトでは、Top Silkscreen層、Top Copper層、Documentation層、Bottom Copper層、Bottom Silkscreen層が既に定義されています。私の場合、全て表面実装で設計するので、Top Paste層、Top Solder Mask層、Bottom Solder Mask層とBottom Paste層を追加しました。図3のTop Solder Mask層の例に示すように、Add (追加) ボタンをクリックし（レイヤ）パラメータを入力することにより、層（レイヤ）を追加することができます。

図３：レイヤを設定する

必要なレイヤを全部追加したら、レイヤウィンドウで各レイヤを上下に移動することによって、基板の層構成を適切に調整することができます。設定が完了したら、図4のようなものが表示されるはずです。

図４：レイヤを設定する－２（レイヤ・スタックアップを調整する）

次に、Spacing（間隔）タブをクリックしてクリアランスルールを設定してみましょう。ここでは、異なるオブジェクトタイプ間のすべての間隔ルールのマトリックスが表示されます。トラック幅10ミル、部品間クリアランス10ミルの2層基板を設計する場合、ルールは図5のようになります。

図5：デザイン・ルール

あと、Rules（ルール）の設定も忘れないでください。最も重要なパラメータは、minimum annular ringとcomponent spacingです。それが終わればTrach Styleタブから、デフォルトのトラック幅を設定します。通常の信号線のトラック幅の最小値を0.25mmにセットします。電源用のトラック幅は、通常の幅であれば何でもいいのですが、私ならは0.25 mm以上をお勧めします。そうすれば、部品パッド上に電源トレースを配線することができるからです。最後のステップは、Pad Styles（パッドスタイル）のタブ内にある via styles（ビア・スタイル）を編集することです。基本的な両面2層基板では、私はドリル径0.45mmのビアと0.95mmのパッドを使用します。もしほかのいろいろなビアサイズを使いたいのであれば、ここで定義できます。この時点では、シンプルな2層基板用の基本的な設計ルールと制約のセットを、将来に2層基板を設計する際にいつでも再利用することができるように保存しておくということです。つまり新しい基板設計を作成するときには、プリント基板クリエーションウィザードのプロンプトに従い、適切なテクノロジファイルを選択すればいいわけです。

最後に

さて、これでDesignSparkのデフォルトのパラメータを設定が完了しました。次のステップでは、DesignSparkのライブラリを編集し、ドキュメンテーション・テンプレートを作成してみます。幸いDesignSparkには大規模なライブラリのセットが既に含まれているので、結構簡単に使い始めるとができるのです。

（この続きは、DesignSparkマガジン Vol3でご覧頂けます）

こちらの英語記事の翻訳です。

Raspberry Piを利用して、BBC Radio 4のみを受信するインターネットラジオを作成してみました。

チューニング機能？プリセット機能？いったい誰がこんなものを欲しがるというのでしょう！私に言わせれば、聞く価値がある放送はRadio 4だけですから。

私は、上に書いたように、電源・音量のみコントロール可能で、必要のない雑音を取り除くことができる、Radio 4にチャンネルを固定したネットラジオを自分で作ることに決めました。

構造

今年初めに訪れたフリーマーケットで、リチャード・アランによって1950年代に作られたスピーカーを拾いました。キャビネット・スピーカー・ステップアッテネータ・入力端子から構成されており、内側には多くの隙間が存在していたため、Raspberry-Piによって駆動するネットラジオに改造するのに理想的な構造でした。

上の写真に写っている、古いステップアッテネータが取り付けられたキャビネットを取り外し、その隙間にコンビネーションスイッチとポテンショメータを取り付ける準備ができました。Raspberry Piから出力された音声を、スピーカーから直接流すことはできないため、別途アンプが必要となります。

使用したのは、TDA2030 アンプICとRSコンポーネンツで注文した部品およびプリント基板です。部品表などに関する詳細は、こちらのDesignShare projectをご覧ください。

Raspberry Pi用の電源として、5V の出力を備えたDC-DCコンバータを0側に接続し、＋側にはアンプの電源供給用レールを接続しました。

残念なことに、Raspberry Piがキャビネットの土台に上手くフィットしなかったため、映像・音声出力用ソケットを取り除くことにしました。

今回は、一つのスピーカーとモノラルアンプしか無いため、抵抗を用いて左右のチャンネルをミックスしモノラルにしました。

電源ランプ・変圧器・電源供給用基板・Raspberry Pi・アンプを全てキャビネットに格納し、DC電源とオーディオ接続をはんだで接続しました。

最後に、メインリードを電源スイッチに接続しました。

背面カバーには、ヒューズホルダー・メインリード・ストレインリリーフ・RJ45ソケットが装備されていて、有線のインターネット接続が使えるようになっています（Raspberry Piにも無線LANアダプタがUSB接続されています）

ソフトウェア

ソフトウェア部分の構成は、これ以上できないというほどシンプルなものです。InitスクリプトでMplayerを起動し、BBC Radio4に対応するURLを指定します。これだけです！Mplayerのコマンドラインは次のようになっています。

mplayer -playlist “http://bbc.co.uk/radio/listen/live/r4.asx“

結果

上の動画はラジオが動作している様子です。Raspberry Piが起動するまでには約40秒かかり、起動している間は、1980年代のPCがテープからソフトを読み込んでいるようなノイズがします。

このノイズは、Raspberry Piからモノラル音声を引っ張り出した際に、オーディオソケットと抵抗を取り除き、プリント基板に直接ケーブルをはんだ付けしたことが原因だと思います。いずれにしても、Raspberry Piがブートを行っている間に何かが起こっているのでしょう。

— Andrew Back

ここでは、基板CAD初心者の方に、DesignSpark PCBの一通りの使用方法（回路図作成からプリント基板設計まで）を、全4回のシリーズに分けてご紹介します。第1回目は、基本知識や操作について説明していきます。

DesignSpark PCBでできること

電子回路を安定的に動作させるには、電子部品を実装した基板を設計する必要があります。例えば、精密な部品をたくさん使うような場合、手作業でリード線を繋いでいくわけにはいきません。そこで、あらかじめ銅箔パターンの配線を描画したプリント基板が使われています。プリント基板上のパターンは当然回路ごとに製作する必要があり、高額の設計費用が必要でした。しかし昨今では、販売用製品のプリント基板を小ロットで低コストで作成するサービスが急速に増えており、プリント基板製作の敷居が非常に低くなっています。無料の回路・基板設計CADであるDesignSpark PCBを使ってプリント基板を製作してみましょう!

DesignSpark PCBは、部品同士の接続関係を示す回路図を作成し、そこからプリント基板のパターンを設計することができます。更に、回路シミュレータへの出力・製造のためのガーバーデータの出力・部品表(BOM)の出力・3D CADへのモデル出力 (無料でご利用可能な3D CAD DesignSpark Mechanicalもご用意しています) などに対応しています。基板加工機にデータを出力することも可能です。

基本操作

サンプル回路を開く

まずサンプルファイルを開いてみましょう。画面左上［File］>[Open...]を選択し、

C:\Documents and Settings\All Users\Documents\DesignSpark PCB\Examples　にあるサンプルファイル　riaa amp.sch　を開いてください。(設定によっては、別の場所に保存されている可能性もあります。)

すると、次のような画面になると思います。これが回路図です。続いて、画面の操作をしてみましょう。

画面操作

図の説明のように画面操作には、マウスのホイールを使います。回路全体を表示したいときはAキーを押してください。インタラクションバーとは、上図の右側に表示されている部分をさしますが、今後、部品の選択などで頻繁に使います。画面を広く使いたいときは、非表示にするとよいでしょう。

インターフェース

DesignSpark PCBのインターフェースの名称は、下の図のようになっています。特に覚える必要はありませんが、解説文中にしばしば登場するので、どこを操作すればよいかわからなくなったときにご覧ください。

長さの単位

DesignSpark PCBでは、基板設計でよく使用される4つの単位、ミリメートル（mm）、インチ（inch）、ソウ（Thou）、ミル(mil) を使用することができます。パターンの設計には、主にthouやmilが使われます。穴のサイズやボード形状など、機械設計に関わる部分にはmmがよく使用されます。たとえば、電子部品でよく用いられているDIPパッケージは、100mil(2.54mm)ピッチで端子が並んでいます。それぞれの単位は次のような関係になっています。

1000[thou]  =  1000[mil]  =  1[inch]  =  25.4[mm]  =  2.54[cm]

初期設定

使用フォルダ

デフォルトの設定では、ユーザのドキュメントフォルダにDesignSpark PCBのフォルダが作られています。この中に、サンプルや部品ライブラリなどが入っています。

ライブラリの設定

初期状態では、ライブラリが適用されていないので設定をします。まず、メニューバーから[File]>[Libraries...]を選択してください。

すると、つぎのようなLibrary Managerの画面が出ると思います。ほかのタブの画面が表示されている場合は[Folders]タブを選んでください。矢印で示しているフォルダを選択し、右にある[Folder Enabled]チェックボックスにチェックをいれてください。

次のように、画面下半分にさまざまなファイルが表示されたら、右下[適用]をクリックして適用完了です。ウインドウを閉じてください。

以上で、今回の説明は終了です。次回は、実際に回路図を製作していきましょう。

January 1st 2014…. If the Back to the Future trilogy is correct, we are just a year away from flying cars and Hoverboards! Taking a step back to reality, we’re not quite there yet, but with the technology evolution snowballing into overdrive; it shouldn’t be too long before someone posts a Kickstarter to fund one.

The movie industry helps drive our imagination, in some cases when it comes to future technology, they get it right when we look at things like hand held communications devices, but other concepts such as flying cars and Hoverboards are way off the mark.  I found this infographic on the web that I thought was pretty cool. 

So what will 2014 bring us?

CES 2014 is currently running over in Las Vegas.  A yearly tech conference and exhibition showboating new gadgets and technology innovation for the future.  I unfortunatley won't be visiting, but in the spirit of technology evolution, I'd like to share with you some of the emerging technologies and concepts that I believe will quickly become a part of everyday life for all of us.

The next big things!

So here are a few things that I believe will continue to gather momentum over the next 12 months, and start to become more accessible to everyone.

3D printing

3D printing has in fact been around since the 1980’s but up until recently it has been extremely expensive, the machinery was as big as a sofa, and it was not particularly easy to operate. A few years back, the open source movement started building low cost 3D printers that were hundreds of pounds rather than thousands, as they used general bits of hardware, easily available electronics and some open source software to drive it. However, due to their complexity, building and using these were generally limited to the hard core makers and enthusiasts.



The father of the open source self-replicating 3D printing movement was Adrian Bowyer, the creator and owner of the RepRap Open Source 3D printer. Recently, they have started offering 3D Printer kits which can be constructed and up and running relatively quickly. We in fact built one here at DesignSpark. Companies like Makerbot also came along with productionised 3D printers based on this technology, meaning that now anyone who could use an inkjet printer, could use one of these. We also got our hands on a Makerbot and enjoyed playing with it. You can read our interview with Adrian here, and you can also read more about our experience in building a RepRapPro 3D Printer in our blog, as well as Andrew Back's



3D printing is an amazing technological revolution and there’s already printers that can print in metals and even some that can print food. There was a fascinating story run by the BBC last week that reported how RAF Tornado Fighter Jets are using 3D printed parts. 

One day soon we will all probably have them in our homes, printing everything from spare parts for items found around the home to printing out our breakfast cereal. However, 3D Printing has raised cause for concern for some who see a dark side to the accessibility of 3D printing that could create a form of “Digital Terrorism” as the technology can be used to print out firearms from open source files posted on the internet. Yes it’s a problem, but many would argue a computer and an internet connection with malicious intent could cause as much damage…

The Internet of things

The concept of the Internet of Things is a massive network of Intelligent everyday objects embedded with electronics that can talk and interact with one another locally or across the internet. There are already applications on the market for things like Smart Homes where we can control our Set-Top Boxes, lights, heating and security over the internet, but also imagine applications like a smart umbrella that reads the weather forecast and lets you know on your way out of the door to pick it up as there’s a good chance of rain today.

Most of us have smart phones; my own may as well be surgically connected to me as I’m rarely more than a few feet away from it. Smartphones are fast becoming little hubs to our own personal internet of things that will communicate to the gadgets around us, including our clothing and vehicles.  For those who have implants such as pacemakers, the internet of things will help monitor our personal wellbeing. JkVasan posted an interesting article last year about the medical industry and the concept of the Internet of things. 

There is a growing popularity with sites like Xively, a public cloud for the Internet of Things. This has not only enabled many hobbyist and Hackers to control and monitor their own applications, but is also now being adopted by companies. With services like this, we are well on the way to building an ecosystem to support a global Internet of Things. However, one things lacking is a proper level of standardisation. The good news is many large corporations such as Cisco are working hard to promote and drive a common standard.

Wearable Tech 

This concept isn’t new. I had my first digital watch in the late 70’s. Since then, the humble digital watch has evolved into things like GPS running watches. There are lots of examples of wearable tech, but my favourite by far is Google glass, which is effectively a voice activated heads up type display that connects to your smart phone.  There are also amazing developments in smart fabrics, embedded with electronics that have all sorts of applications from military to leisure and the of monitoring of our well being.

Open Source

The world of Open Source is not just for hackers, many commercial organisations are starting to adopt elements of open source hardware and software into their products.  Open Source is growing in popularity and is all about sharing IP. Users can save valuable time or take advantage of work created by more skilled engineers.  Open Source also gives users the opportunity to take or modify code or designs that are already available and use them in their applications.  Open Source is also a fantastic platform for people to collaborate on projects.  A great example of this is the Open Releif project, a low cost open source project to deploy technology to help in disaster areas.

Learn more about Open Source in our Open Source Design Centre

So, these are a few technologies to keep an eye out for, and if anyone spots a Kickstarter for a Hoverboard, make sure you let me know!  

Anything big things you think i've missed? Feel free to comment

Happy New Year!

follow me on twitter: @petenwood

こちらの英語版記事の翻訳です。

開催中のDesign Challengeの一部として、傑出したエントリーに毎週スポットライトを当てて、応募の裏側をインタビューしています(英語版)。これらのインタビューを通して皆様に設計プロセスへ理解を深めていただき、このような驚くべきアイデアがどのように開発され、そして最終的に実現するのかを理解していただければ幸いです。

今週はSolar Domeの設計者、ジェームズ・アイルランド氏にお話を伺いました。

このプロダクトのきっかけとなったインスピレーションは何から得たのですか?

電球の代わりに古い空き瓶を利用するというあるガジェットを目にしました。水の入った瓶をトタン屋根に取り付けると60W電球に相当したというのです。

私はテクノロジーを使うことで自然の資源を活用するという、そのアイデアに関心を抱きました。私のSolar Domeの設計はソーラー発電による夜間灯と日中使える天窓を組み合わせたもので、シンプルで効率的な照明方法となっています。

防水仕様のソーラーパネルの裏にバッテリーが取り付けられています。また、ボトルの中に差し込まれている管にはもっとも効率的なLEDライトが装着されていて、このプロダクトは丈夫に設計されています。

「ユニバーサルデザイン」「エコロジー」「ユビキタス」といったコンテストテーマについてはどのように設計で取り組まれましたか?

発展途上国や災害救助で活用できるような使いやすい設計となるよう取り組みました。また、多くの人々が、それぞれの家庭で異なった方法で照明を利用できるようにするという観点から移動性に考慮しました。たとえば、先日、フィリピンを襲ったHaiyan台風では、日没後の電気のない暗闇で台風の経過を待たなければならず、この設計が多くの人々の助けになるかもしれません。ソーラーパワーとLEDライトを用いているので、エコな暮らしも実現します。

どのようにDesignSpark Mechanical（DSM）の使い方を習得されたのですか?

3Dソフトウェアに慣れていたので、とても簡単にDesignSpark Mechanicalの使い方を身につけることができました。このソフトは非常に直観的なので容易に学ぶことができます。いろいろと試行錯誤してみるだけでよいのです。私の意見としては、今ある中でもっとも良いフリーのソフトウェアではないかと思っています。

DSMechのどの機能が一番便利でしたか?

私は"プル"機能が素晴らしいと思いました。一度コツをつかんでしまえば、コンポーネントを簡単に拡張して、すぐにモデルをみることができます。そのデザインを見回すように、モデルを回転させて見ることができます。

また、スケッチモードの2Dの設計をそのまま３次元モデルにできるのも助かります。RSコンポーネンツのオンラインモデルやカタログにアクセスできるので、本当に効率的に作業することができるようになっています。

私は、1つのソフトウェアで設計の全プロセスを行うことが可能でなので、DSMechを若い設計初心者の方に勧めたいと思いました。

もし優勝してRepRapPro 3Ｄプリンターを入手したら、何を3Ｄプリントしようと思いますか?

いくつか物理的にテストする必要のある私の設計したプロトタイプをプリンターで出力したいですね。エンジニアとして、実際に手でさわることのできる状態の物理的なプロダクトを設計をテストできるというのはいつでも好ましいことです。

DesignSpark Mechanicalチャレンジでの優勝につながると思われる、このアイデアが優れているところを教えてください

9月にマンチェスターに行われた48時間DSMチャレンジで元になる設計として設定されたテーマのいくつかを継続し、常にその設計がシンプルになるように努めてきました。Solar Domeは、さまざまな可能性を秘めた、応用範囲の広い製品として開発できました。

以前の"今週のデザイナーたち"

Designer of the Week: Conny Broberg（英語版）

Designer of the Week: Didier Groenweghe（英語版）

ここでは、基板CAD初心者の方に、DesignSpark PCBの一通りの使用方法（回路図作成からプリント基板設計まで）を、全4回のシリーズに分けてご紹介します。今回、第2回目は回路図を実際に製作していきましょう。
（第一回目はこちらです）

回路図の作成

サンプルに入っていた次の回路の回路図を実際に作成していきましょう。

ファイルの新規作成

メニューバーから[File]>[New]を選択します。

New　Designダイアログが開きますので、[Design Type]>[Schematic Design]を選択し、[Use Technology File:]にチェックを入れ、[default.stf]が選ばれてることを確認して[OK]を押してください。

すると、下記のようなドットの打たれた白いシートが表示されます。

一度、メニュバー[File]>[Save]を選択して、任意の場所にファイル名をつけて保存してください。

部品の配置

部品の配置方法を説明します。インタラクションバーの[Add Component]タブを選択しましょう。インタラクションバーが表示されていない場合はF9キーを押して表示してください。

下図のようにライブラリを選択します。(ライブラリが表示されていない場合は、ライブラリが適用されていない可能性があるので、クイックスタートガイド1を参照してください)

目的の部品名をダブルクリックすることで、部品を配置できるようになります。

回路図上をクリックして配置したい場所へ部品をおきます。配置を終了するときは、回路図を右クリックして、[Cancel]を選択しましょう。

必要部品の用意

回路に必要な次の部品を準備しましょう。".cml"で示されているのは、部品ライブラリの名前です。



以下の部品を画面上に配置してください。

①②③の配置時、カット（Ctl+C）、貼り付け（Ctl+v）、アンドゥ（Ctl+z）といったショートカットが使用可能です。①②③は基本的にどのような回路でも利用する記号が入っていますので、覚えておくと便利です。

では、④はどのライブラリに入っているのでしょうか？このような場合、部品の検索機能を使うことで目的の部品を探すことが可能です。

部品の検索

部品の検索は、[Add]メニューを開き、[Component...]を選択してください。

[Add Component]メニューが表示されたら、[library:]のドロップダウンリストで[All Libraries]を選択してください。すると、すべてのライブラリの部品が検索可能になります。

[Component:]に部品の型番を打ち込んでいくと目的の部品が存在する場合は表示されますのでその項目をクリックし、[Add]ボタンを押して部品を回路図に追加します。配置のしかたは先ほどと同様です。

これで、すべての部品を回路図上に用意できました。

（部品検索には、より多くのライブラリを搭載している「ModelSource」というオンラインデータベースを検索することもできます。ご興味ある方はこちらをご参照ください。）

部品の値の設定

さて、部品をそろえることはできましたが、まだ抵抗値やキャパシタンスがデフォルトのままになっています。これを変更していきましょう。たとえば、R3の抵抗値を1.6kΩにしたいとします。R3の回路記号をダブルクリックしてください。

すると、次のようなプロパティウインドウが開くますので、[Values]タブに切り替え、"Value=1K"をダブルクリックしてください。

値の設定画面が出ますので、値を"1K"から、"1.6K"に変更し、[OK]をクリックします。

先ほどのプロパティウインドウに戻りますので、値が変更されていることを確認し、ウインドウ下部の[適用]をクリックし、[OK]を選択してプロパティウインドウを閉じます。

すると回路図に値が反映されているのが確認できると思います。

同様の手順で次の図のように値を設定してください。

*ただし、コンデンサはもともと値が表示される設定になっていないので、値を記入した後、チェックボックスにチェックを入れることを忘れないようにしてください。

部品の配置・反転・回転

部品を回路図に配置するために、反転や回転をしてみましょう。"D9F"コネクタの記号を接続しやすいように反転させます。

回路記号をクリックして、Fキーを押してください。反転します。

続いて、回転です。R2とR3の抵抗を回転させましょう。

回路記号を選択して、Rキーを押してください(回路記号ではない部分をクリックしてしまうと、部品名などだけが回転してしまいます)。　押すたびに90度ごと回転します。

同様にして、C2、C3のコンデンサも回転して縦にしておきます。

部品同士を接続させやすい位置に次のように移動します。この際、回路記号を選択するようにしてください。部品名だけを移動させたい場合は、部品名だけをクリックすることで移動することが可能です。

回路図の結線

ここから、部品同士を結線していきましょう。部品の×印を接続したい部品の端子の×印までドラッグして離すと結線可能です。

途中でドラッグを離すとそこまでの配線が一度ひかれますのでそこを始点に再び他の端子を結ぶルートをひくことができます。配線の曲げ方は、Wキーを押すことで変更することができます。(示している以外の曲げ方もあります)

同様の手順で次のように結線してください。(わかりやすいように配線部の色を変えています)

配線の交差箇所について、●のついている部分は結線されていることになります。何もついていない部分は結線されていませんので注意してください。配線されているか不安な場合は、部品を少し動かしてみることで、配線も連動して動けば正しく配線されていることが確認できると思います。

Netの設定

続いてNetの設定をします。回路図上で結線されていなくても同一名のNet同士は接続されるので回路図が複雑化するのを防ぎます。"D9F"コネクタの6番ピンからのびる配線を右クリックしてください。

表示されるメニューから[Change Net...]を選択すると、設定ウインドウが出ますので、[Net Name:]に"OUTPUT"と入力してNetに名前を付けます。[Net Class:]は、"signal"になっていることを確認して、[OK]を押してください。

その後、再び"D9F"コネクタの6番ピンからのびる配線を右クリックして、メニューから[Display Net Name]を選択します。

すると、Netの名前が表示されました。

同様の手順で、右側のＴＯ端子に接続された配線も"OUTPUT"に設定します。

途中、このようなメッセージが出ると思いますが、[OK]を押してください。これにより、先ほどの配線とこちらの配線が接続されたことになります(プリント基板作成の際にも反映されます)。

同様に表示設定も変更します。

回路図完成

これで回路図が完成しました。

次回は、この回路をプリント基板として設計していきましょう。

■クイックスタートガイド
　　クイックスタートガイド1　[基本操作編]　　New!
　　クイックスタートガイド2　[回路作成図編]　　New!
　　クイックスタートガイド3　[基板設計編]
　　クイックスタートガイド4　[製造編]

ここではDesignSpark Mechanicalのユーザーインターフェースについて詳しくみていきましょう。

ユーザーインターフェースは次の図のような名称がつけられています。それぞれのインターフェースの基本的な機能についてご紹介していきます。

タブ

DesignSpark Mechanicalには、「デザイン」「表示」「RS/Allied」タブなどがあります。「デザイン」タブにはデザインを作成する際のほとんどの機能が集まっています。「表示」タブでは、表示スタイルの変更などが可能です。「RS/Allied」タブはRSへの部品注文や寸法の挿入、測定などが可能です。

リボン

それぞれのタブのリボンは、機能ごとにさらにグループに分けられています。たとえば、「プル」ツールは「編集」グループにあります。

<使い方のヒントを見るには>

使い方を知りたいツールのボタンをマウスオーバー（数秒カーソルを重ねる）してみてください。簡単な使い方のヒントが表示されます。

ストラクチャービューパネル

ストラクチャービューパネルでは、デザインの中のすべてのオブジェクトがどのような状態にあるか確認することができます。クリックするとそのオブジェクトを選択することができます。たとえば、デザインが込み入っていてあるオブジェクトだけ選択したい際などに利用すると便利です。

チェックマークを外すことでそのオブジェクトを非表示にできます。また、右クリックして「ロック」を選ぶことでそのオブジェクトを変更できないようにすることもできます。

オプションパネル

使用するツールによっては、オプションを選択して機能を変更することができます。図は「プル」ツールのオプションの例です。デザインウインドウにもいくつかの機能がミニツールバーとして表示されるため、そちらを選択してもかまいません。

プロパティパネル

プロパティパネルでは、オブジェクトの表示色やオブジェクトの種類などといった情報を表示、編集することができます。

ツールガイド

表示されているボタンを切り替えることでツールの作用する方向などの動作を変更すること可能です。

ステータスバー

ステータスバーには、さまざまなステータスのメッセージが表示されますが、それ以外にも便利な機能があるのでご紹介します。

現在選択していたり、カーソルが当たっていたりするオブジェクトがどのような種類の構成要素であるかを確認できるので、選択操作ミスを減らすことができます。

上下の矢印ボタンでは、オブジェクトの親や子を選択することができるので、デザインが複雑で通常の選択が難しい時に重宝します。選択フィルタでは、選択したい構成要素のみにフィルタをかけて選択することができます。

ここでは、電子工作上の諸々の計算を助けてくれるiPhone用無料アプリ「RS Toolbox」の設定項目や使用方法などを簡単に紹介します。

・抵抗器

1. 抵抗に記載されているカラーコードのバンド数（本帯）を①から選択します。
2. カラーコードの色を選択します。
3. 該当する抵抗値が④のように表示されます。

抵抗値からカラーコードを確認することもできます。②の「抵抗(R)」フィールドに値を入力すると、該当する色がインジケータに表示されます。

・タイマー

1. ①で回路タイプを選択します。（単安定型・非安定型・ダイオード付き非安定型）
2. ③のように算出したい値の左側にあるボックスをタップし、②のそれ以外の値を入力すると、矢印が指している値が算出されます。
3. 設定された回路図と計算式が表示されます。

・数体系

1. ①で入力する数値の型を選択します。（DEC：10進法、HEX：16進法、OCT：8進法、BIN：バイナリ、CHAR：文字コード、FLOAT：32ビット浮動小数点数、DBLは64ビット（二重）浮動小数点数）
2. 値または文字を②の入力フィールドにセット。
3. 変換された数値が③に表示されます。
4. この値は④の関数でさらに変更できます。
   Invert            ビット単位の反転
   Shift left        ビット単位の左シフト演算
   Shift right     ビット単位の右シフト演算
   Reverse         すべてのビット順序を最後から最初に逆転
5.     ④の結果が⑤に表示されます。

・フィルタ

1. ①のように、計算に使用するフィルタタイプを選択します。

2.③のように算出したい値の左側にあるボックスをタップし、②のそれ以外の値を入力すると、矢印が指している値が算出されます。

3.設定された回路図と計算式が表示されます。

また、各ツール内右上のアップロードアイコンをタップすると、下図のような吹き出しが現れ、画面を印刷したりすることができます。

続いて設定画面の説明です。
トップページの下のツールバーから一番右の「設定」をタップしてください。

以下のような画面が開きます。

画面右上の” i ”マークをタップすることでその画面の詳しい説明や、使い方を見ることが出来ます。
設定画面だけではなく、ツール画面やプロジェクト画面でも同様です。

以上となります。

無料のアプリですので、興味をもたれた方はぜひ一度インストールしてみてください。

New in Version 6: Simplified Export to DesignSpark Mechanical

With our recent launch of DesignSpark Mechanical 3D Design Software many of you requested a simplified export method. While exporting designs to MCAD was possible in previous versions of DesignSpark PCB, it required some configuration which you pointed out is likely to not be necessary for most users. We kept the standard fully configurable IDF export in case if you are exporting your design to another MCAD tool and added a simplified IDF export interface dedicated for DesignSpark Mechanical.

How to use the DSMech IDF export

 This feature is available from Main Menu > Output

 The IDF format is used by DesignSpark Mechanical for importing board and component data from your PCB design. This option writes the IDF files in a form suited to this system.

If you are using a different mechanical system it may be better to use the Standard IDF Output option, also from the Output menu.

IDF output requires two files to be output for import into DesignSpark Mechanical system. These two files define the board outline and component instance positions, and the component boundary, height, units and component name.

Output Settings 

Output Filename is used to define the location and name of the 'board' file which contains board and component position information. The default location for the file is in a 'DesignSpark Mechanical' folder below the PCB design folder. The file extension is .idb. The 'library' file is used to define information about the components used in the 'board' file. It is saved to the same location and file name as the 'board' file, but with a file extension of .idl 

Board Thickness is used to define the actual thickness of the finished PCB. This is always defined in millimeters.

As the text in the Height Value box indicates, The 'Height' value can be used on components to define their height in the mechanical system.

When assigning the 'Height' Component Value to define the height of components, it is advised they are defined in the Component library and not local Value attributes on component instances. Each device would then have a height assigned to it. This avoids having different values on different instances of a component, which DesignSpark Mechanical cannot handle.

If your design does not contain Values for height, they should be added to the component library for that device and then an Update Component performed on the design. If no value is found ，an attempt will first be made to extract the height from the 3D package representing the component. If this was also not found, the value of one millimetre will be output. 

Read our Tutorial on Exporting designs from DesignSpark PCB to Mechanical CAD which can also be used with this new simplified export。

New in Version 6: Custom Shortcuts

The new Custom Shortcuts functionality allows more customization flexibility within the user interface. Users can now configure DesignSpark PCB, defining their own shortcuts and hot keys making it much easier and quicker to use the tool, especially if they are used to specific shortcuts operations when using other PCB design tools.

How to use Custom Shortcuts

Custom Shortcuts function is avaiable from the Main Menu > Settings > Customise

Use this Customise dialog page to programme your keyboard for commonly used options in DesignSpark PCB. This means that once programmed, you can press a key or key combination to run an option. This makes the programs operation more efficient for experienced users.

When DesignSpark PCB is first installed you will find a set of shortcuts already defined for you. This is only a default set and can be modified using this dialog to your own preference. Almost all of the keys on a standard keyboard can be utilised giving you an extensive number of available shortcuts.

How to create a shortcut

1. On the Settings menu, click on Customise and the Keyboard dialog will be displayed.

2. Select the category containing the required command. Use the Filter to reduce the list of commands to the relevant ones. The categories tend to follow the menu structure, but there are a few others worth mentioning.

Use All Commands to access a list of all commands in the system. You can then use the Filter to reduce the list to the relevant commands. For example, enter Copper in the filter to only see commands containing that word. This is the easiest way to find a command if you are not sure which category it would appear on.

The Interaction category contains all commands found on shortcut menus within the DesignSpark interactive operations.

The Component category contains all commands used when editing components in the library.

3. Select the command you wish to change from the command list. A description of the command will be shown in the Description box and its current shortcuts, if any, will be listed in the Assigned Shortcuts box.

4. Click in the Press New Shortcut Key edit box and press the key that you want to assign to the command. The Shift, Ctrl and Alt key modifiers may be used in combination with the key to define a modified key selection. The key combination will be displayed in the Press New Shortcut Key box ready for assignment. Below this box a message will appear showing the command the pressed key is already assigned to. It will say [Unassigned] if not assigned yet. Press another key if you wish to change it.

5. Click the Assign button to assign the key combination to the chosen command. If the key is already used for another command it will be removed from that one before being added to the chosen command. A shortcut can only be assigned to one command, whereas a command can have multiple shortcuts defined for it.

6. To remove a shortcut for a command, first select the command, next select the shortcut key combination in the Assigned Shortcuts list and then press the Remove button to remove it from the list.

7. Before any assigned keys can be used you must Close the customise dialog.

Default Key Assignments

There is a set of default key assignments provided with the system. The assignments can be reset to the defaults by pressing the Reset All button.

Use the Reset All button to reset the shortcut key assignments to the standard default set provided with DesignSpark release 5 and earlier.

Shortcut Key Report

A report of the assigned key shortcuts is available by pressing the Shortcut Report button.

Saving and Loading Shortcut Keys

The Save and Load buttons allow you to save all the current shortcut key settings to a file, and to load shortcut keys from a file. These options can be useful when moving to a new computer, allowing you to copy all the shortcut key settings from your original installation on the old computer rather than setting them all by hand.

New in Version 6: Cross Probe

The new Cross Probe (X-probe) functionality further speeds up the design process by allowing instant referencing between the schematic and the PCBdesign views within the software. It is usually relatively straightforward to identify a component in the PCB view, but not necessarily so easy to find its corresponding symbol in the schematic, unless the system is extremely well known and understood by a user. Cross Probe allows the user to simply click on the component in either view, which will then immediately take them to the component in the counterpart view; the function works either way from PCB to schematic or vice versa. This feature allows you to probe and locate items in a known design. This enables better integration of design data between each stage of the design process.

How to use Cross Probe

Cross Probe function is available from the Main Menu>Edit>Cross Probe or from the Cross Probe Icon on Right-hand Toolbar. The shortcut key is <Shift X>. Cross probing is only available in the PCB or Schematic design editors.

To use this option, a toolbar icon is available to put the application into the Cross Probe 'mode' prior to probing. There is also an entry on the Edit menu called Cross Probe which selects the cross probe mode.

Once this is selected the designs can be cross probed.

Items which can be probed

Cross Probing designs with multiple schematic sheets

Where multiple schematic sheets have been combined to make one PCB, the sheets must be encompassed by a Project in order for probing from the PCB design to search all design sheets. Where Projects are not used and a single Schematic sheet is probed with a corresponding PCB design the design names for both must be the same. These rules apply if you wish to make sensible use of the probing mechanism and can be controlled by the settings defined on the Preferences dialog found on the Settings menu, enables Cross Probing to tailored to your own preferences:

If different designs are in the same Project and do not have the same name, they can still be probed using the Probe All Open Designs switch from the Preferences dialog option

Cross Probing SCM to SCM is useful for checking for multiple component references and symbol gates not located together as well as checking nets spanning multiple sheets. Again though, SCM to SCM sheets must be included under a single project.

As its name suggests, the 'Bring Probed Design Windows to Front' will ensure that the probed design is always visible by forcing it to the front as the active design.

The two other options under the 'Which Designs To Probe' heading allow you to force intelligence into the cross probing. 'Probe Corresponding Design' means only designs under the same Project or Same Name will be probed, any other design names will be ignored. If probing a PCB design, an schematic design not containing probed net names will be opened automatically. If probing a schematic design, the PCB design will be opened and probed but only the schematic designs already opened will be probed.

'Probe AllOpen Designs' has the opposite effect and allows any design to be probed regardless of its name and even if it does not correspond to the other open design - care should be taken using this option as it could mean an irrelevant design is accidentally probed!!.

IMPORTANT: Installation/upgrade instructions

21/01/2014 - Version 6.0

1. Simplified DesignSpark Mechanical IDF export - for easier exporting to DS Mechanical 3D design tool

2. Cross-Probe - for faster hardware debugging and navigation around designs

3. Custom Shortcuts - add user-defined keyboard shortcuts for personalisation of UI

4. Start Page - lists useful highlights, reference designs, getting started links and the handy list of recent projects/files

06/11/2013 - Version 5.1

1. ModelSource Component Reference error - this fixes incorrect RefDes or Component ID issue

2. ModelSource Fails to read XML with “>” character in a value - this fixes display of some of the library families previously resulting in a 'communication error'

3. Component Edit: Name Pins by Row/Col can sometimes fail to apply new names

4. Librariy Manager: a malformed unnamed library item could cause the application to quit

5. PDF Outputs: mirrored text on PDF plots was slightly undersized

6. Layout: Add shape using "=" to type in start & corners does not work if orthogonal segment mode

7. Opening files: Reloading a design can sometimes cause the application to quit if Interaction Bar has been closed

16/04/2013 - Version 5

• dedicated (version-dependent) folders
• preserving Library folders when uninstalling
• preserving registry settings when uninstalling (for automatic activation of new version)
• improved messaging

4. Reorganised Tutorial links and Start Menu shortcuts

04/03/2013 - Version 4.1 Bug fixes:

Version 4 New features:

1. ModelSource interface - access to an on-line database of over 80,000 components and associated product data. The components can be searched via Part Number Quick Search or category browsing and attribute selection (Parametric Search)

2. BOM Quote - integration with RS Components eCommerce website for instant Bill of Materials quoting and component purchase

3. PCB Quote - inferface to PCB manufacturers' on-line quoting websites with instant design parameters transfer

4. PCB Symbol – Placement Origin – this is a new type of origin that can be used to define where the pick-and-place origin of the footprint is positioned. This is then available in the Reports output, as the Place X and Y fields to use in place of the existing Centre X/Y or Position X/Y. If you specify PlaceX/Y in the report and a footprint doesn’t have a placement origin, it will use the CentreX/Y instead.

5. Reports – schematic-only components – you can now exclude these from reports by changing ‘Components to Include’ from ‘All’ to ‘Only items matching Schematic-only is false’.

6. Update Components – there are now separate checkboxes for component values (the actual values and their text strings) and value positions (the visible instances of values). This means you can tell it to update existing or add new values when updating the component without disturbing where the value positions are displayed on the drawing.

7. Reports - Bill Of Materials report now adjusted to show RS Part Numbers and other additional details

8. Updated Eagle import ULPs

Version 4 Bug fixes:

1. Changes to handling of Components with no pins

2. Apply to row/column on right-click menu in dialog grids

3. DRC now detects SMT pad with drill hole going through other layers

4. Pressing Enter when editing cell in a grid now goes to next line (like Excel)

5. Improved drawing for coloured cells (e.g. on Colours dialog)

6. Better retention of pin name/number positioning when updating components

7. Adds missing menu option "Disconnect From Net" for copper that has been assigned to a net

8. Some PCB nets had odd colour and/or hidden connections after translating from Schematic

9. NC Drill files now include G81 ("drill mode") command at start, required by some viewers/readers (e.g. GC-Prevue)

10. Dotted or dashed line styles no longer output to DXF as solid lines

11. Uses height from component even if over-ridden on the instance

Version 3 New Features:

1. Spice Simulation Interface - DesignSpark PCB software can now be interfaced to free industry standard Spice simulators to carry out circuit simulation. DesignSpark PCB Circuit Design Software currently supports four simulators: LTSpice, LSSpice, B2Spice and TINA.

2. Design Calculators - You can select tracks or vias (vertical electrical connection between different layers of conductors in a PCB) in your design and perform basic electrical calculations such as:

• Width of a track required for a given current.
• Impedance of a selected track.
• Optimum copper density to use.        
• Approximate temperature rise on a track.
• Resistance of a via given its physical characteristics.

These useful calculators produce approximations of actual circuit performance to aid the decision process in completing a successful PCB layout. Also available is a standard scientific calculator.

3. Grouping - This feature allows multiple items in your circuit diagram to be associated together so that they act as one ‘unit’. Once defined, groups can be used to assist in selecting related portions of your circuit. Perform group functions from the Schematic to the PCB to enable simpler identification and handling of specific elements of your design.

Version 3 Bug Fixes:

1. Component Editor - Change Terminal Name no longer automatically replicates the name change across similar gates. Instead the name change only applies to the selected terminal, and a new command is provided to explicitly copy the selected name to the other gates.

The Packages dialog now allows the deletion of the last Package of  a Component to make it into a Schematic-only Component.

2. Technology - The ‘table’ (grid) used on this dialog and others has been upgraded. This allows some additional functionality, as well as removing the installation problems on someVistaand Windows 7 systems. Such tables can now be scrolled with the mouse wheel. The ‘Apply To Column’ function is now available in Net Classes, Track Styles, Line Styles and Text Styles. When adding or editing tracks, the context menu option called Autoroute is now more correctly called Auto Complete.

3. Preferences - The Display Preferences page has been laid out differently.

4. Projects - Paste now displays the ‘Paste Net’ dialog if net(s) exist in other sheets in the Project. A pasted Net receives the Net Class of an existing project net. A new Net will copy the net class from this net if defined in another sheet in the project. A new Net Class will copy parameters from this net class if defined in another sheet in the project.

5. Optimise Nets - Where a connection is required to connect an item to its powerplane a ‘zero length’ connection will be drawn as a ‘butterfly’ shape.

6. 3D View - New shapes BEAD, DILSwitch and LEDdisplay have been added.

Version 2 New Features:

1. 3D viewer

2. Enhanced library features

Version 2 Bug Fixes:

1. Add Component - Cancel Mode on context menu

2. Values in component edit are now a tab on properties dialog (was separate dialog)

3. Grids - Control G - Grid Snap menu is now proper menu now has "Grids" option at bottom

4. Grids on context menu when something selected in design

5. Export to Bitmap/EMF on the File menu

6. new LPKF menu option (simply goes to same place as Manufacturing Plots in this release)

7. value position on a component can display the part (component) description field

8. project view has Rename and Duplicate functions to help manage sheets in project

9. Change Component shows both schematic and PCB previews

10. Reports - Component List - new column type 'Text' for inserting text strings into report

11. Add Component can now return to the dialog on Escape (switchable by option on Preferences)

12. When pasting copied design data, new Cancel Move option allows it to be dropped in original position (same position it was when you copied the data)

13. In component editing, values can be added or copied to all packages in the component by click of button instead of having to add them by hand to each package

14. When saving library items (symbols etc), the Save dialog includes <New Library> in the list of available libraries, allowing you to create a new library 'on the fly' to contain your library item.

15. library manager dialog : has 'ok all' and 'cancel all' buttons when doing 'Copy To'; now has 'Move To' button (like 'Copy To' then delete from source library afterwards); Components page has 'Save To Lib' button to save set of data for selected items to another library (see 10).

16. angular resolution increased to 2 decimal places for finer placement

17. right click on selected components in design, new option 'Save Selected Items to Library' allows you to save components and all their symbols/footprints to library files. Useful for building project libraries from a design, 'exporting' components and related symbols to a new library to give to someone else, etc.

18. Excellon setup dialog now provides ability to keep tool numbers unique across all drill files generated in one 'run'. Used for example to get unique tool numbers when you generate two separate files for plated and unplated holes.

19. Separation of plated and unplated holes on drill ident plots.

Note: Also included are several fixes including for eagle import (not bringing through all values) and mouse wheel scrolling

Version 1.3 Bug fixes:

Minor update, fixes added for the following:

1. import of EIL (component library) file was not always reading Description field correctly
 
2. IDF generation, suppress empty value fields in IDF output
 
3. Eagle import was not always handling mounting holes correctly

4. Program hang in New Component dialog if you select neither Scm nor Pcb
 
5. PDF plotting, drill holes missing on some pads shapes in PDF output

6. Discrete library had values missing, added in for consistency with tutorial documentation

Version 1 - First release (June 2010)

Wolrd's first fully featured FREE electronics design software is released to put the power to innovate in hands of EVERY engineer. RS Components and Allied Electronics are committed to fully support this excellent design resource. We will be gathering feedback from user community and respond to your needs/suggestions/feedback with enhancements and new features which will continue reinforcing DesignSpark PCB as an important part of your rapid prototyping and design toolchain.

バージョン6の新機能: カスタムショートカット

この機能は、ショートカットを独自に設定します。特にほかの基板設計ソフトウェアを利用している場合など、ユーザーに合わせたショートカットキーやホットキーを定義して、ツールをより簡単に素早く利用できるよう、DesignSpark PCBを設定できます。

カスタムショートカット機能の使い方

カスタムショートカット機能は、メインメニューのSettings > Customise から利用できます。

このカスタマイズダイアログを使ってDesignSpark PCBでよく使われるオプションのキーボード設定を変更します。一度、設定してしまえば、そのオプションを設定したキーやキーコンビネーションで利用でき、プログラムの操作をより効率的にできます。

最初にDesignSpark PCBをインストールしたときにはショートカットがあらかじめ設定されていますが、これはデフォルトの設定ですので、このダイアログであなた好みに設定を変更することが可能です。.ショートカットには標準キーボードのほとんどのキーを使うことができます。

ショートカットの作り方

1. Settingsメニューから、Customise...をクリックすると、キーボード設定ダイアログが表示されます。

2. 必要なコマンドのカテゴリーを選択してください。Filterを使って関係するコマンドのリストを絞ることもできます。このカテゴリー分けは、基本的にメニューの構造に基づいていますがいくつかそれ以外のものもあります。

All Commandを選択すると、システム上のすべてのコマンドが表示されます。これにFilterを利用して関連するコマンドを絞ることも可能です。たとえば、フィルターに"Copper"と入力してみると、これを含んでいるコマンドだけの一覧を見ることができます。割り当てたい機能がどこのカテゴリー含まれているかわからないときは、この方法を利用するのが簡単です。

Interactionカテゴリーには、DesignSparkのインタラクティブ操作のショートカットコマンドがすべて含まれています。

The Componentカテゴリーには、ライブラリでコンポーネントを編集するときに使われるコマンドがすべて含まれています。

3. Commandsリストから、変更したいコマンドを選択してください。Descriptionボックスに選択されているコマンドの解説が表示されます。なにかキーが現在割り当てられていれば、Assigned Shortcutsにそのキーがリストとして表示されます。

4. Press New Shortcut Key編集ボックスをクリックして、コマンドとして割り当てたいキーを押してください。ShiftやCtrl、 Altキーと組み合わせてキーを割り当てることも可能です。Press New Shortcut Keyボックスにその割り当てられたキーが表示されますが、その下にすでにそのショートカットがどのコマンドに割り当てられているかが表示されています。[Unassigned]と表示された場合は、まだショートカットキーが割り当てられていません。他に変更したい場合は、また違うキーを押してください。.

5. 選択したコマンドにそのショートカットキーを割り当てるには、Assignボタンをクリックしてください。キーが既に異なるコマンドに使われている場合は、そのキーは元のコマンドから削除され、新しい選択されたコマンドに割り当てられます。ショートカットキーは、一つのコマンドにのみ割り当てることができます。一方、一つのコマンドに対して複数のショートカットを定義することが可能です。

6. コマンドのショートカットを削除するには、まず、そのコマンドを選択して、Assigned Shortcutリストから削除したショートカットキーを選択し、Removeボタンを押してリストから削除します。

7. 割り当てられたキーを使う前に、必ずCloseボタンを押してダイアログを閉じてください。

デフォルトのキー割り当て

システムがはじめから用意しているデフォルトのキー割り当てがあります。Reset Allボタンを押すことで、このデフォルトの設定に割り当てを戻すことができます。

Reset Allボタンを押すことで、 DesignSpark　PCBの5以前のバージョンの標準設定にキー割り当てをリセットできます。

ショートカットキーレポート

ショートカットキーの割り当て一覧のレポートをShortcut Reportボタンを押すことで出力できます。

ショートカットキーの保存と読み込み

Save、Loadボタンで現在のすべてのショートカット設定をファイルに保存、もしくはファイルからショートカット設定を読み込むことができます。これらのオプションは新しいコンピュータに移る際に、古いコンピュータから利用していたショートカットキーをコピーする際に利用すれば、キーをすべて設定しなおす必要がないので便利です。

バージョン6の新機能:  DesignSpark Mechanical専用エクスポート機能

3次元設計ソフトフェアのDesignSpark Mechanicalリリースから、多くの皆様から基板の3次元情報のシンプルなエクスポート方法が望まれていました。以前のバージョンのDesignSpark PCBでも機械系CADへのデザインの書き出しは可能でしたが、それにはほとんどのユーザには必要ないような設定を行う必要がありました。そこで、我々は別の機械系CADへのIDF書き出しを行うための標準エクスポート機能とは別に、 DesignSpark Mechanical専用のシンプルなIDFエクスポート機能を追加しました。

DesignSpaek Mechanical IDFエクスポートの使い方

この機能はメインメニューのOutput>DesignSpark Mecanical(IDF)から利用可能です。

IDFフォーマットは、プリント基板のデザインからボードやコンポーネントの情報をインポートするために、DesignSpark Mechanicalで利用されます。この機能では、システムに合わせたIDFファイルを書き出します。

他の機械系CADなどを利用する場合はOutputメニューにある標準の出力オプションを利用することをお勧めします。

IDF出力には、DesignSpark Mechanicalにインポートするために2つのファイルが必要です。これらの2つのファイルは、ボードの外形、コンポーネントのインスタンス位置を定義するものと、コンポーネントの形状、高さ、単位や名称を定義するものからなります。

出力設定

Output Filenameには、ボードとコンポーネントの情報を含んだIDF Board(.idb)ファイルの名称と場所を設定します。デフォルトの保存場所は、DesignSpark Mechanicalフォルダの下のPCB designフォルダになっています。ファイルの拡張子は.idbです。IDF Library(.idl)ファイルは、Boardファイルで使われているコンポーネントに関する情報が定義されています。このファイルは、Boardファイルと同じ場所に同名で保存されますが、拡張子は.idlです。 

Board Thicknessの項目は、最終プリント基板の実際の厚さを定義します。これは、ミリメートル単位で常に定義されます。

Height Valueボックスのテキストの通り、Height(高さ)の値は、機械系のシステムにおいてコンポーネントの高さを定義するために使われます。

値はコンポーネントライブラリで定義されており、コンポーネントのインスタンスにおけるローカルな値は関係しないことに、Height値を割り当ててコンポーネントの高さを定義する際は注意してください。それぞれのデバイスは割り当てられた高さをもっています。これは、DesignSpark Mechanicalが把握できない、コンポーネントの異なるインスタンス上で異なる値をもつことをさけるためです。

デザインに高さの値が含まれていない場合、そのデバイスのコンポーネントライブラリに値を追加し、デザイン上のコンポーネントをアップデートしてください。値が見つからない場合は、コンポーネントの3Dパッケージから高さを抽出します。この値も見つからない場合は1mmとして値が出力されます。

Exporting designs from DesignSpark PCB to Mechanical CAD(英語版) のチュートリアルに紹介されている内容は、新しいシンプルなDesignSpark Mechanical専用IDFエクスポート機能にも適用可能です。

バージョン6の新機能：クロスプローブ機能

クロスプローブ(X-probe)機能はツール上で回路図と基板レイアウトの間で部品の参照を行える機能です。基板レイアウト上で特定の部品を探し出すのは比較的簡単なのですが、同じことを回路図上で行うと非常に苦労する場合があります。クロスプローブ機能は、どちらかのビューの部品をクリックすると、即座にもう一方のビューの該当部品が選択される機能です。基板レイアウト画面から回路図、もしくはその逆に回路図から基板レイアウト画面へとスムーズに移動します。この機能は既存の設計においてアイテムを探して配置することも可能にします。これは、それぞれのデザインプロセスの段階間における設計データの統合に役立ちます。

クロスプローブの使い方

 メインメニューのEdit>Cross Probe か、ツールバーの右側にあるCross Probeアイコンから利用できます。Shiftキー+Xキーにショートカットが割り当てられています。クロスプローブ機能はプリント基板設計と回路図編集画面で使用頂けます。

クロスプローブオプションを使うには、利用前にアプリケーションをクロスプローブモードに設定するため、ツールバーのCross Probeアイコンを選択してください。もしくは EditメニューのCross Probeを選択することでも利用できます。

一度選択すると、そのデザイン内でクロスプローブ可能になります。

クロスプローブを利用できるアイテム一覧

複数シートにおけるクロスプローブ機能の利用

複数の回路図から一つのプリント基板が作られている場合、そのプリント基板設計からプローブするためには、すべての回路図がプロジェクトに含まれていなければいけません。プロジェクトを使用していない場合、単一の回路図とそれに対応するプリント基板設計を利用するにはデザイン名を同じである必要があります。SettingsメニューのPreferencesダイアログに定義されている設定を変更することで、クロスプローブ機能の検索範囲を変えて動作させることも設定可能です。

同一プロジェクトで異なる名称を持つデザインを利用する場合は、PreferencesダイアログのオプションからProbe All Open Designsを選択することでプローブできます。

回路図間のクロスプロービングは、複数シートにまたがったnetを調べるようにして、複数に分かれたコンポーネントの参照や一緒に配置されていないゲートシンボルも調べることができます。ただし、回路図は同一のプロジェクトに含まれている必要があります。

Bring Probed Design Windows to Frontを選択すると、プローブされたデザインがアクティブになり、必ず最前面に来るようになります。

Which Designs To Probe項目にある二つのオプションは、クロスプローブの動作を強制的に変更できます。Probe Corresponding Designを選ぶと、同一プロジェクト内か同一の名称をもったデザインのみがプローブされます。その他のデザインは無視されます。プリント基板のデザインをプローブした場合は、プローブされたnet名が含まれていない回路デザインも自動的に開かれます。一方、回路図のデザインをプローブした場合は、プリント基板のデザインは自動的に開かれプローブされますが、回路図はすでに開かれているもののみがプローブされます。

反対にProbe AllOpen Designs を選択すると、デザイン名に関係なく、開かれた他の対応しないデザインもプローブされます。このオプションを使う場合は、関連のないデザインも偶然選ばれてしまうことに注意する必要があります。

バージョン6の新機能: プリント基板見積もり機能

DesignSpark PCBのPCB QUOTE（基板見積もり機能)を利用すれば、作成したデータを利用してそのまま基板製造の見積もりを行うことができます。今回、日本でもP板.comで直接、基板の製造費用の見積もりを行えるようになりました。

PCB QUOTE（基板見積もり機能)の使い方

プリント基板の設計ファイルを開き、右上の[PCB Quote]を選択します。

デザインのチェックが行われるので、問題がなければ、[Quote]を選択してください。

すると、ブラウザが開かれ、DesignSparkのサイトへアクセスされます。まず、DesignSparkへログインしてください。

すると、見積もり情報を選択する画面となりますので、必要事項を確認してください。基本的には、数量の変更と利用規約への同意を行うだけで問題ありません。

見積もり業者と見積金額が表示されます。より詳細な見積もりは、[業者の見積もり画面に進む]を選択してください。