このチュートリアルではDesignSpark PCBのユーザーインターフェースの紹介とそれらの機能の紹介を行います。
上記の動画(英語)とテキストを合わせてご覧ください。
DesignSparkのデスクトップ画面
DesignSpark PCBを起動すると、メインアプリケーションウィンドウが表示されます。以下の画像の用に複数の機能を同時に動作させることができます。
ツールバー
DesignSpark PCBのツールバーはインストール時、以下の画像の様になっています。
キャンセルコマンド
全てのダイアログやコマンドは<ESC>キーでキャンセルすることができます。機能によってはサブメニューの表示や下位レベルへの移動となっています。その場合は複数回押してください。
ショートカットキー
DesignSpark PCBではツールバーだけではなく、頻繁に使用されるオプションやコマンドを自分でキーボードに割り当てることができます。つまり、関数やオプションを入力するキーまたは複数の組み合わせのキーをプログラムすることでいつでも簡単に使えるようになります。
DesignSpark PCBをインストール時、標準的なショートカットキーが割り当てられています。ショートカットキーすべてを見るためにはHelp>Shortcut Keysから見ることができます。以下の様なダイアログが表示され、見たいショートカットを選択することができます。
単位
SettingsメニューのUnitsオプションでは単位を定義することができます。以下のようなダイアログンが表示され、単位と精密さをリストから選択することができます。基本的な作業単位はここで変更することができます。
単位の種類ごとに精度を指定することができます。数値は小数点以下の桁数です。
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グリッド
DesignSparkにおいてグリッドはデザイン内にポイントやアイテムが置かれた時に場所を定義するために使用されています。GridsのSettingsメニューにはWorkign GridとScreen Gridの2つのタイプがあります。
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| Screen Gridでは設計の際に表示されるドットを定義します。 Visibleボックスでグリッドの表示のOn/Offを選択することができます。これはショートカットーキーの<G>で同じことができます。 |
グリッドへのスナップ
Snap Modeはショートカットキー<Ctrl-G>を入力することで編集中に表示することができます。スナップモードの設定を選択することで、例えばアイテムを移動する際に定義済みのWorking Gridの倍数を使用することができます。
ショートカットメニュー
マウスの右クリックでショートカットメニューが表示されます。動作中に開くと、関連するコンテキストコマンドのセットが表示されます。
戻る/進む(Undo/Redo)
DesignSpark PCBには無制限のUndo/Redoの機能が搭載されています。Undoでは完了している最後の操作を元に戻すことができます。さらに元に戻すためには連続して使用してください。手動部品配置時などに異なる組み合わせを繰り返しする際に便利なツールとなるでしょう。Undo/Redoはそれぞれ<Ctrl+Z>(Alt+BackSpace)と<Ctrl+Y>で使用することができます。ツールバーから使用することも可能です。
アイテムのプロパティ
設計時の各項目は表示またはPropertiesオプションを使用して編集することができます。デザイン内のアイテムはいくつかに独立しており、個々に選択して表示することができる。
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左の画像の例では、PCBコンポーネントバッドの部品のプロパティを表示しています。他の部品でも同じような画面が表示され、各値を編集することができます。
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ステータスバー
デザイン画面の下部にあるステータスバーには、選択したアイテムに関する情報などが表示されます。詳細情報はアイテムのプロパティからご覧ください。
インタラクションバー
nteraction Barからデザインツールセットをデザイン画面の横に表示させることができる。
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| 3つのブラウザが表示され、Layers(PCBのみ)、Component Bin(回路図のみ)を選択することができます。 |
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